私の葬儀

50歳を過ぎると老後の事を考え知り合いの訃報を耳にするとついつい自分の事の様に思えてきます。
私は両親を二人とも無事見送る事ができました。
離婚しているから主人はいないし次は私の番だと思っています。
割と最近の事だと記憶していますが女優の大原麗子さんが孤独死をしたと報道され大変驚いた事がありました。
一世を風靡した大女優で私はウイスキーのCMに出ていた大原麗子さんの大ファンで生まれ変わったら絶対に大原麗子さんみたいな美人に生まれ変わりたいとも思っていました。
芸能界と言う大変華やかでお金には困らない優雅な生活を送りながらの孤独死は衝撃的でした。
大原麗子さんでさえ孤独死をする位なら私なんてもっと淋しい死に方をするだろうと身につまされました。
それから時々私はどんな死に方をするのだろうかと考えるようになりました。
私は離婚をしているから主人はいなく一人暮らしです。
家族は愛犬だけです。
少し離れたところに娘夫婦が住んでいますが突然私が倒れても気が付く事はないでしょう。
1週間位は気がつかなくても不思議ではありません。
会社を何日も無断欠勤したら娘に連絡が入るだろうけれどもどうなんだろう?などと考えれば考える程不安になってしまいます。
私は基本的にはあまり長生きはしたくはないと思っています。
誰にも迷惑を変えずに朝起きたら死んでいたと言う死に方が理想ですが思い通りには行かないのが普通です。
母が長い介護の末に亡くなりましたが一時期は母の事を負担に思った事もありましたが実際に母が亡くなるとどんな形でもいいから生きていて欲しかった、母が生きていると言う事が私の支えだったと心の底から思い娘にとって私が生きている事が何らかの支えになるのならば少しでも元気で長生きしようと思えるようになりました。
ですが絶対に娘の負担にだけはならないようにしようと思うのですがこれだけは自分ではどうしようも出来ない事だとも思っています。
私が死んだら私の葬儀はおそらく娘があげてくれると思っています。
その為に死亡保険に加入しているから葬儀代位にはなるでしょう。
それ以外に娘に残す物はないから葬儀もあげずに火葬だけして欲しいと思っています。
お骨は一旦嫁に行ったから名字は違うが両親の墓に入れて貰い、数年前に亡くなった愛犬と今は元気な愛犬もいずれは私よりも先に死ぬだろうから、そのお骨を一緒に入れて欲しいと願っています。
大好きだった両親と可愛い愛犬と一緒ならば私は幸せで娘幸せをあの世からずっと見守って行けます。